DVDで「デモン・シード」を鑑賞。77年の映画。コンピューターが独自の思考を持って子孫を残したい!と
ジュリー・クリスティを監禁して子供を産ませるという内容の映画。この当時の感覚に立ち返って見て見るとなかなか面白いものだが、いかんせん、今のようにコンピュータの発達したご時世では機械のデザインというか出来る事等の設定が古すぎて漫画のよう。だけども、そういう漫画として見てみると内容には恐ろしい部分が結構あって、機械に支配されるという恐ろしさ。しかも監禁されて誰も助けに来ない。来ても下手に抵抗すると相手が殺されるとなると何も出来ないという状況。しかも、機械が自分の子供を産んでくれと言ってるし・・。こりゃ、最悪の状況ですね。70年代っぽいイメージ映像が多用された変わった映画。サイケとはちょっと違った初期のコンピューター・アートみたいな映像はこの時代ならではでもあり、なかなか好きです。三角形の集合体みたいなボールとかのハリボテ感ありありの重量感と迫力は今ならCGで簡単に描いちゃうものだろうけども、やはりその迫力というか存在感はこのハリボテ感がいいなぁ~と思えます。
ハリボテのボールが変身して動く所はなんか面白い。こいつが人を殺す所なんか凄く痛そうだったし。
この映画、途中から女優
ジュリー・クリスティの独り舞台となります。延々と登場人物は一人しかいない状況ですが、迫真の演技で見る者を惹き付け飽きさせないのはお見事。ちょっと間違えるとかなりお笑いなトンデモ映画になってしまいそうですが、それなりの風格というか説得力みたいな物も出していたし、ちゃんと恐怖感もこちらに与えてくれました。
B級映画というよりはちょっと高級な感じのするなかなか面白い映画でした。